No.46既存骨重視のインプラント治療
既存骨重視のインプラント治療
今回は大きく歯の根が歯肉からとびだした例を説明します。
写真1の矢印部分は上顎第一小臼歯の歯根が大きく歯肉から露出している写真です。
CTを撮影してみると、頬側の歯根も口蓋側の歯根も骨から出ていることがわかります(写真2)。
抜歯後、口蓋側の骨にワンピースのHAコーティングインプラントを埋入しました。
既存骨重視のインプラント治療で骨移植は行いませんでした。
現在7年経過しています。
写真3のように、頬側の露出もなく審美的にもよい仕上がりです。
CTをみると、頬側に骨が再生していることがわかります(写真4
(2018年3月15日)