No.95マイナ保険証の顔認証について思うこと

マイナ保険証の顔認証について思うこと

診療報酬明細書 通称レセプトについて、少しのべます。

レセプトとは、1か月間の診療行為に対して、医療機関が市区町村や健康保険組合に提出する請求書みたいなものです。

注射や投薬内容、歯科だと金属修復物の使用金属、大きさなどが細々記載されています。

昔は診療内容にそって、手書きで内容を記載していました。

私が研修医・大学院を過ごした東京歯科大学市川総合病院の歯科でも、専任の事務の方が大量のレセプトを手書きで仕上げていました。

Windows95が登場した頃からレセプトをパソコンで仕上げる医療機関が増えてきました。

通称レセコンで内容を打ち込み、紙のレセプトで提出するようになりました。

その後、紙から電子媒体で提出するようになり、さらにインターネットからオンラインでも提出できるようになりました。

岸本歯科では、歯科医師1名、歯科衛生士1名の小規模診療所なため、患者さんの数もそんなに多くはありません。

レセコンのリース費用もかかることを考え、手書きの紙レセプトで対応してきました。

政府の方針でマイナンバーカードが保険証と連動することになり、資格確認をマイナンバーカードで行うことが原則義務化されました。

医療現場は混乱していますが、当院のように紙レセプトを採用しているクリニックは今回のオンラインによる保険証の資格確認の義務化は免除されるようです。

今後 保険証の資格確認だけではなく、レセプトもインターネットにつながっていくでしょう。

最近、WindowsやTwitterの大規模障害だけではなく、銀行のATMの障害もしばしば発生しています。

町立半田病院がランサムウェアによるサイバー攻撃を受けて電子カルテシステムが停止し、病院機能が麻痺したことは有名です。

当院では紙レセプトというアナログな対応をしているわけですが、今のところサイバー攻撃による、医院の機能が麻痺してしまうようなことは起こらないだろうと思います。

国の方針に従い、今後も医療サービスを提供できるよう、当院なりの努力に努めていくつもりです。

(2022年2月11日)

 

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