【インプラント学会発表5】2010年8月 第3回日本先進インプラント医療学会総会・学術大会 (骨移植を伴わないソケットリフト法の臨床統計的観察)

骨移植を伴わないソケットリフト法の臨床統計的観察

近年、インプラント治療はその予知性が高まるにつれ適応の拡大がなされてきている。上顎臼歯部においては、骨量の不足を補うためサイナスリフト法やソケットリフト法により上顎洞粘膜を剥離挙上してインプラントの埋入が行えるようになってきた。一般的には、その挙上部に自家骨移植や人工骨の補填が行なわれている。自家骨移植は新たな手術創を作ることが多く、患者にさらなる負担をもたらすことになるため、骨移植なしでサイナスリフト法やソケットリフト法が行えれば理想的と考えられる。平成16年3月から平成22年4月までの間、上顎洞粘膜の挙上部に自家骨移植や人工骨の補填を行わず、ソケットリフト法を用いてAQB1ピースインプラントの埋入を行い、上部構造の装着が完了した42症例63本に対して検討し、文献的考察を加え報告する。

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