No.21サイナスリフトやソケットリフトにはone-pieceインプラントとtwo-pieceインプラントどちらがいいの?

1ピースインプラントは一体構造により、インプラント手術が終わると口の中にインプラント体のフィクスチャー部分(被せ物を装着する部分)が露出した状態になります。
上顎のインプラントの場合、インプラントが周りの骨と結合していない状態で噛んでしまうとインプラントが上顎洞の中にはいってしまう可能性があります。
そのようなことが起こらないようにするため、インプラントが安定するまで隣の歯やインプラントとボンドでくっつけて安静をはかり、周囲の骨との結合を待ちます。

一方、2ピースインプラントは一回目の手術でインプラントの根の部分(フィクスチャー)をいれます。
その後、インプラントフィクスチャーが骨と結合した頃に、2回目の手術をしてフィクスチャーと土台の部分(アバットメント)をネジで連結します。
しかし、インプラントフィクスチャーが骨と結合していない場合、2回目の手術でインプラントフィクスチャーが上顎洞の中に入り込んでしまうことがあります。
フィクスチャーが骨と結合しているかどうか、レントゲンで判断できない場合があるのです。

1ピースインプラントの場合、インプラントが歯肉から露出した状態であるので、ゆすってみると、インプラントと骨が結合しているか簡単にわかります。

1ピースと2ピース、どちらがサイナスリフト・ソケットリフトに適しているか、決められません。

岸本歯科医院では2ピースインプラントを使う気になりません。
(2014年11月20日)

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