No.26インプラント治療で上顎洞炎をおこさないために。(ソケットリフトおよびサイナスリフトの場合)

今まで何度か、ソケットリフトやサイナスリフトでのインプラント治療と上顎洞炎の関係を説明してきました。

少しややこしく、わかりにくい部分もあったと思うので、簡単にまとめてみました。

・上顎洞炎や副鼻腔炎、いわゆる蓄膿症がある場合、ソケットリフトやサイナスリフトはおこなってはならない。

・花粉症などのアレルギー性鼻炎がある季節は避けたほうがよい。

・CT撮影で自然孔が開いていることを確認する。歯科用CTでは自然孔まで撮影できない機種があるので、医科用CTが必要な場合がある。


・上顎洞粘膜が破れて骨移植材が漏れ出ることがある。その場合,医原性の上顎洞炎がおこる場合がある。


・なるべく、骨移植材を用いないほうが無難である。上顎洞粘膜が破れても、上顎洞炎が発生する可能性は、骨移植材を用いた場合より小さいと考えられる。


・HAコーティインプラントは骨移植をおこなわなくても、チタンインプラントに比べてソケットリフトやサイナスリフトで自然に骨ができてきやすい。


したがって、上顎洞炎が発生する可能性が少ない。

(2015年8月15日)

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