No.58虫歯治療を途中でやめてはいけない

 歯が痛いとき、歯科医院を受診するのは当然です。
虫歯で歯が痛い時、ほとんどの場合、残念ながら神経をとらなければなりません。
神経をとるということは、歯を大きく削って、象牙質まで露出することになります。
歯の表面をおおっているのはエナメル質で、歯の鎧のようなもので、簡単には虫歯になりません、しかし、エナメル質の内側にある象牙質は虫歯が進行しやすいです。
虫歯治療のため、象牙質を露出させるということは、虫歯になりやすい状態をつくりだしてしまいます。

私たち歯科医はなるべく早く露出した象牙質を人工物で覆いかぶせたいと考えています。

 ところが、患者さんの中には痛みがなくなると来院しなくなるかたが少なからずいるのです。これではいけません。特に根管治療に期間がかかる場合、その傾向があります。

岸本歯科では、根管治療に期間がかからないように配慮しています。
神経を取る処置(抜髄治療)のあとはなるべく次の治療時に神経を詰める処置(根管充填)がおこなえるよう配慮しています。
残念ながら痛みが長引いたり、腫れたりした場合、根管治療に期間がかかります。
どうぞ何とか時間を作って、来院していただきたいです。
虫歯治療を途中でやめてはいけないのです。
そうでないと、かえって歯を削り神経を取ったことが、歯を早く失うことにつながりかねないのです。

(2018年7月14日)

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